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同居とは違う、「生計を一」 の意義

2012年9月30日 日曜日

  所得税法上「生計を一にする」という語は、控除対象配偶者、扶養親族、寡婦及び   寡夫の定義に関する規定のほか、雑損控除、医療費控除、社会保険料控除、地震保険   料控除及び配偶者特別控除に関する規定等に用いられていますが、これらの規定における「生計を一にする」とは、これらの規定が個人の担税力の強弱をいわばその者の経済生活単位ごとにとらえ、これを租税負担の面で考慮する趣旨のものであるといえるところから、一般的には、同一の生活共同体に属して日常生活の資を共通にしていることをいうものと解されています。 
    したがいまして、この場合の「生計を一にする」とは、必ずしも一方が他方を扶養する関係にあることをいうものではなく、また、必ずしも同居していること要するものでもありません。

  <実務上の取扱として>
   所得税法に規定する「生計を一にする」とは、必ずしも同一の家屋に起居していることをいうものではなく、次のような場
合は 、実務上「生計を一にする」ものとして取り扱うものとされております。
   (1) 勤務、修学、療養等の都合上他の親族と日常の起居を共にしない親族がいる場合であっても、余暇にはその他の
   親族のもとで起居を共にすることを常例としている場合や、これらの親族間において、常に生活費、学資金、療養費
   等の送金が行われている場合は、これらの親族は「生計を一にする」ものとされます。 
   (2) 親族が同一の家屋に起居している場合には、明らかに独立した生活を営んでいると認められる場合の除き、これら
   の親族は「生計を一にする」ものとされます。

掃除はついでに1分間

2012年9月27日 木曜日

 これは平成24年7月28日(土曜日)日本経済新聞(NIKKEIプラス1)に載っていた言葉。 家事の負担は大きい。仕事を持つ人は帰宅してから掃除や片付けようとしても疲れていてなかなかできない。週末にまとめて掃除するのもウンザリ。  そこで「自分の行動パターンの中に掃除を組み込むと負担が少ない」と生活評論家の沖幸子さんのアドバイス。何かのついでに、あるいは何かをしながら掃除をするのがコツという。
    例えば、歯を磨きながら洗面台を拭く。まだ汚れていなくてもこまめに繰り返す。その際、1ヶ所につき1分以内にとどめておくことがポイント。たとえ1分以内で汚れが落ちなくてもそれ以上同じ場所を掃除することは止めて、次の機会に1分間掃除する。最後に「1度に掃除するのは5ヶ所まで、5分以内」と。会社でも使える。

”ないものねだり”はしない。”あるもの探し”です

2012年9月27日 木曜日

    これは、京都大学硬式野球部の比屋根吉信監督の言葉です。 関西学生野球リーグの唯一の国立大の京大が、春季リーグで連敗を60で止め、秋の開幕戦でも関大を破った。2週目の立命にも善戦し、2001年以来12年、23シーズン続いている最下位からの脱出も夢でなくなった。この変貌の背景に比屋根吉信監督の存在がある。1976年に沖縄興南高の監督になり甲子園の出場常連校に仕立てたアマ球界屈指の好指導者だ。  「当たり前のことをキッチリやる」が指導の基本方針。ポイントを指摘し、後は「考えろ」。野球漬けの高校生活を過ごしてきた選手はいない。野球部のバックアップ体制も他大学とは差がある。このなかで、「京大で出会った選出と一緒に、ひとつづつ積み上げていく。”ないものねだり”はしない。”あるもの探し”です」 と。
 会社組織でも同じこと。スタッフの潜在能力を引き出すことが、会社の発展に繋がる。  
(平成24年9月21日(金曜日)日本経済新聞(夕刊)より)

しまなみ海道

2012年9月27日 木曜日

日本一のサイクリングコース 「しまなみ海道」 へ、  6月2日(土)、3日(日)と行ってきました。

  美しい海や島を眺めながら飛ぶように自転車を走らせたいという思いで、「しまなみ海道」へ行ってきました。6時56発の「のぞみ95号」で京都を出発し、福山で「こだま729号」に乗換え8時27分新尾道へ到着。まずは尾道から渡船にて向島へ。

  

「しまなみ海道」といえば、広島県尾道市と愛媛県今治市との間を6つの橋で結ぶ、全長80キロの瀬戸内海横断自動車道。橋には自動車レーンの脇に自動車道が設置されていますので快適に走れますが、その橋は海面80メートル、陸上の道路からでも50メートルの高さにあるので、急坂のループ道を上る必要があり、海の上を走るためには避けられない試練があります。その試練を越えると、大小の瀬戸内の島々や、白い波を立てて行き交う船、渦を巻く潮の流れなどが走りながらも眺められ、至福のひとときを味わうことができました 。

       

                                    

  

 

 

 

  
 試練だったループ道ですが、下りは最高です。

   

 

 

 
高速道路の脇を走るのは橋上の10キロたらずで、それ以外は6つの島の青い線の引かれた県道を走行。 

 

 

 

 

  しまなみサイクリングの楽しみの一つが「食」で、伯方の塩を使ったソフトクリームや、新鮮な魚介類に舌鼓。
 

 

 

 

 

宿泊先「今治国際ホテル」に到着。サイクリングの後の宴会も楽しみです。
今治は日本一の焼き鳥シティ。焼鳥店の数も多く、鉄板を使って焼き上げる独特のスタイル。

 

      

 

 

 

 
翌日は、今治を8時出発。生口島の瀬戸田港からは快速船に乗り、尾道港へ到着。
尾道で食べた海鮮料理も美味しかった。
お疲れ様でした。