今年3月、宴会の席で 「一生に一度は行ってみたい」 と意気投合。
ホントに8月4日、5日と富士山へ行って参りました。
行程は朝8時に京都からバスで富士山スバルライン五合目(2,305m)に向かい、午後5時に登山スタートして、途中七合目(2,950m)で仮眠をとり、翌朝4時に山頂到着(3,776m)、5時頃にご来光を崇拝したのち下山し、9時頃に五合目に到着というもの。
歩行距離1.4㎞、標高差1,471mの吉田口ルートへの挑戦です。
▼吉田口スタート地点。期待と不安で一杯です。(16時50分)
▼六合目へ向かう泉ケ浦の分岐地点。
ごく緩やかな道で樹林帯のため、富士山登山の雰囲気は感じない。(17時31分)
▼六合目(2,390m)につく頃には樹林帯も姿と消し、
ここから先は赤茶けた火山礫の荒涼とした大斜面が広がり、いよいよ富士山らしくなってきた。(18時5分)
▼写真で見ると20度位の傾斜。まだまだ大丈夫。(18時27分)
▼足下は大海原のように雲が広がり、雲上人となる。(18時48分)
▼日が暮れ、ヘッドライトを灯しながら、1列で前進。今日の登山者は約8,000人らしい。 (19時36分)
それから9時間後・・・。
恵まれた天候のもと、ご来光前の薄明かりのもとで見る下界の景色は、大変神秘的です。澄み切った空気の中、はるか眼下には樹木林をキャンパスに雲海が浮かび、目線を上げると、地平線上には今まさに登りつつある大きな太陽の力を感じます。(富士山登頂した谷口氏)。
残念ながら私は、午前2時高山病のため、八合目の山小屋へ収用されました。
山頂から見るご来光の写真は、来年までの持ち越しです。お楽しみに・・・・。