第62回式年遷宮が、今年平成25年に行われます。式年遷宮とは、社殿を造り替える20年に一度の大祭です。正殿(しょうでん)を始め御垣内(みかきうち)のお建物全てを建て替えし、さらに殿内の御装束(おんしょうぞく)や神宝を新調して、御神体を新宮へ遷(うつ)します。 ということで、5月5日(日曜日)へ伊勢神宮へ行って参りました。
京阪伏見稲荷駅から、近鉄丹波橋で乗換えて伊勢市駅で下車。まずは、衣食住の神様を祀る外宮へ。ここは豊受大神宮がお祀りされています。内宮創建から500年後に伊勢の山田原にご鎮座された衣食住をはじめ、あるゆる産業の守り神です.その前にガイドブックに紹介された「三ツ橋ぱんじゅう」と「豚捨のコロッケ」で腹ごしらえ。







外宮から内宮までは約4㎞。歩きました。1時間後ようやく内宮へ。内宮は皇室の御祖先である天照大御神がお祀りされています。垂仁天皇の26年(紀元前4年)に、神路山・鳥路山を源とする五十鈴川の川上に御鎮座された日本人の総氏神です。







宇治橋鳥居をくぐると内宮宇治橋、ここから見る景色はすばらしく、風も気持ちいい。右へ曲がって砂利道を歩けば、五十鈴川御手洗場。参拝をする前に五十鈴川の清流で心身を清めるところです。さすがに今日は人が多く、第二鳥居から御正殿まで約1時間。この御正殿は唯一神明造という日本古来の建築様式で、屋根は瓦葺き。10本の鰹木がのせられ、先端が水平に切られた4本の千木が高くそびえています。



大勢の方と粛々と並び、二拝二拍手一拝にて参拝完了。お腹もすいたところでお伊勢さんの門前町「おかげ横丁」へ。名物伊勢うどん、赤福、松阪牛ステーキ串を食べ、最後に宇治金時のかき氷で〆。これが口の中でとろけて最高に美味しかったです。




日本一のサイクリングコース 「しまなみ海道」 へ、 6月2日(土)、3日(日)と行ってきました。
美しい海や島を眺めながら飛ぶように自転車を走らせたいという思いで、「しまなみ海道」へ行ってきました。6時56発の「のぞみ95号」で京都を出発し、福山で「こだま729号」に乗換え8時27分新尾道へ到着。まずは尾道から渡船にて向島へ。

「しまなみ海道」といえば、広島県尾道市と愛媛県今治市との間を6つの橋で結ぶ、全長80キロの瀬戸内海横断自動車道。橋には自動車レーンの脇に自動車道が設置されていますので快適に走れますが、その橋は海面80メートル、陸上の道路からでも50メートルの高さにあるので、急坂のループ道を上る必要があり、海の上を走るためには避けられない試練があります。その試練を越えると、大小の瀬戸内の島々や、白い波を立てて行き交う船、渦を巻く潮の流れなどが走りながらも眺められ、至福のひとときを味わうことができました 。







試練だったループ道ですが、下りは最高です。

高速道路の脇を走るのは橋上の10キロたらずで、それ以外は6つの島の青い線の引かれた県道を走行。
しまなみサイクリングの楽しみの一つが「食」で、伯方の塩を使ったソフトクリームや、新鮮な魚介類に舌鼓。
宿泊先「今治国際ホテル」に到着。サイクリングの後の宴会も楽しみです。
今治は日本一の焼き鳥シティ。焼鳥店の数も多く、鉄板を使って焼き上げる独特のスタイル。
翌日は、今治を8時出発。生口島の瀬戸田港からは快速船に乗り、尾道港へ到着。
尾道で食べた海鮮料理も美味しかった。
お疲れ様でした。
今年3月、宴会の席で 「一生に一度は行ってみたい」 と意気投合。
ホントに8月4日、5日と富士山へ行って参りました。
行程は朝8時に京都からバスで富士山スバルライン五合目(2,305m)に向かい、午後5時に登山スタートして、途中七合目(2,950m)で仮眠をとり、翌朝4時に山頂到着(3,776m)、5時頃にご来光を崇拝したのち下山し、9時頃に五合目に到着というもの。
歩行距離1.4㎞、標高差1,471mの吉田口ルートへの挑戦です。
▼吉田口スタート地点。期待と不安で一杯です。(16時50分)

▼六合目へ向かう泉ケ浦の分岐地点。
ごく緩やかな道で樹林帯のため、富士山登山の雰囲気は感じない。(17時31分)

▼六合目(2,390m)につく頃には樹林帯も姿と消し、
ここから先は赤茶けた火山礫の荒涼とした大斜面が広がり、いよいよ富士山らしくなってきた。(18時5分)

▼写真で見ると20度位の傾斜。まだまだ大丈夫。(18時27分)

▼足下は大海原のように雲が広がり、雲上人となる。(18時48分)

▼仙人?現る。(18時49分)

▼日が暮れ、ヘッドライトを灯しながら、1列で前進。今日の登山者は約8,000人らしい。 (19時36分)

▼標高2700mから見る日の入りです。(19時56分)

それから9時間後・・・。
恵まれた天候のもと、ご来光前の薄明かりのもとで見る下界の景色は、大変神秘的です。澄み切った空気の中、はるか眼下には樹木林をキャンパスに雲海が浮かび、目線を上げると、地平線上には今まさに登りつつある大きな太陽の力を感じます。(富士山登頂した谷口氏)。
残念ながら私は、午前2時高山病のため、八合目の山小屋へ収用されました。
山頂から見るご来光の写真は、来年までの持ち越しです。お楽しみに・・・・。